Q1:捕まえたニホンヤモリをお腹側から見る安全な方法はありますか?
A1:素手で強く握ったり、お腹を上に向けようとひっくり返したりするのは絶対に避けてください。自切(尾切り)や骨折の危険があります。最も安全な方法は、100円ショップ等で購入できる透明なアクリル製コレクションケースやガラス瓶にヤモリを誘導し、フタを閉めた状態で下から見上げる、あるいは下側からスマートフォンで接写撮影する方法です。
Q2:1匹だけで単独飼育しているメスが卵を産むことはありますか?
A2:頻繁にあります。成熟したメスは交尾をしていなくても、栄養状態が良いと無精卵を形成して壁面やシェルター内に産み落とします。また、野外で捕獲した個体の場合、すでに野外で交尾を済ませて精子を体内に保持しており、捕獲から数ヶ月後に有精卵を産むケースも珍しくありません。卵を産んだメスは急激にカルシウムを消費しているため、産卵後はカルシウム剤を多めに添加した昆虫を給餌してください。
Q3:オス同士を広いケージで飼えば喧嘩を防ぐことは可能ですか?
A3:一般的な家庭用ケージの広さ(幅60cm〜90cm程度)ではほぼ不可能です。ニホンヤモリのオスは視覚的・嗅覚的に極めて敏感であり、ケージという密閉空間内では必ず優劣関係が発生します。敗者は餌場や水分補給ポイントから締め出され、ストレスによる拒食や免疫低下で死に至ります。オス同士の同居は絶対に避けるのが鉄則です。