施術直後の鮮やかな赤色がキープできる期間は、一般的に約3日〜7日間とされています。洗髪を重ねるごとに染料が抜け出し、2週間から1ヶ月をかけてベースの髪色へと落ち着いていきます。ただし、髪内部にブリーチ履歴があるかどうかによって、その後の経過と最終的な到達色はまったく異なる軌跡をたどります。
ブリーチありの場合:鮮烈な赤からペールピンク、そしてブロンドへ
ブリーチを1〜2回施したハイトーンベースに赤を入れた場合、赤髪色落ちブリーチあり経過は非常にドラマチックです。染めてから3日目あたりからシャンプー泡に混ざって鮮烈な染料が抜け始め、1週間後には彩度がワントーン落ちた柔らかな「コーラルピンク」へと変化します。この中間段階の色合いを「絶妙なピンク感で一番可愛い」と好むユーザーも少なくありません。
その後、2週間が経過するとピンクのニュアンスが徐々に薄れ、オレンジがかったクリーミーなベージュへ移行。最終的な3週間〜1ヶ月後には、元のブリーチ特有の黄色みが顔を出し、「薄い黄みよりのブロンド」または「ペールオレンジベージュ」に落ち着きます。アンダー(脱色度合い)が18レベル以上に明るい場合は、白みを帯びた淡いペールトーンまで抜けるのが特徴です。
ブリーチなしの場合:深みボルドーから赤茶、落ち着いたブラウンへ
一方、地毛や中明度のブラウンにブリーチを使わずダブルカラーや高発色アルカリカラーで赤を重ねた場合、赤髪色落ちブリーチなしの真相は「ナチュラルな赤みブラウンへの軟着陸」です。染めた直後は室内の自然光で深みのあるボルドーやワインレッドに見えますが、1週間ほどで表面の鮮やかな赤みが剥がれ、温かみのある「チェスナットブラウン」や「マホガニーブラウン」へと変化します。
ブリーチをしていない髪は内部に日本人の自前のメラニン色素(ユウメラニン)が豊富に残っているため、2〜3週間経っても金髪や明るいオレンジになる心配はありません。最終的には「ほんのり暖色を感じるナチュラルブラウン」に着地するため、学校やオフィスのドレスコードが厳しい環境でも違和感なく馴染む点がメリットです。