Q1:近畿地方で県名と県庁所在地名が違う県はいくつありますか?
A1:学校教育で標準とされる「2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)」の枠組みでは、兵庫県(神戸市)と滋賀県(大津市)の2県のみです。近畿圏整備法に基づき三重県(津市)を含める「2府5県」の枠組みで考える場合は、津市を含めて計3県となります。
Q2:三重県の県庁所在地は四日市市ではないのですか?
A2:三重県の県庁所在地は「津市」です。四日市市は県内最大の人口(約30万人)を擁し、四日市コンビナートを抱える工業都市ですが、県庁が置かれているのは歴史的に城下町・港町として栄えた中部の津市(約27万人)です。明治初期に一時四日市へ移転したものの、再度の移転運動を経て津市に戻された経緯があります。
Q3:なぜ京都や大阪は「県」ではなく「府」なのですか?
A3:明治維新直後、明治政府は特に重要視した大都市(江戸・京都・大坂など)に「府」を設置しました。一時期は長崎や箱館(函館)、新潟なども含め10以上の「府」が存在しましたが、1869年までに東京・京都・大阪の「三府」に集約されました。その後、東京は1943年に帝都防衛の目的から「東京都」へと改編されたため、歴史的都市としての格式と統治機能を色濃く残す京都と大阪のみが現在も「府」として存続しています。
Q4:白地図テストで神戸市や大津市の位置を正確に答えるコツはありますか?
A4:ランドマークとなる自然地形を基準にするのが鉄則です。大津市は「琵琶湖の最南端、京都府との境界線スレスレの位置」にマークします。神戸市は「六甲山地を背負い、大阪湾に面した海岸線のくびれ部分」を狙ってプロットすることで、採点官にブレのない正確な知識を提示できます。