日本一長い橋はどこ?無料・高速・歩道橋で異なるランキングの真相

日本一長い橋はどこ?無料・高速・歩道橋で異なるランキングの真相

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海上橋や長大吊橋を実際にドライブ、あるいは徒歩で渡る際、パンフレットの美辞麗句だけでは見えてこない最大の障壁が「気象条件」、とりわけ「風」の影響です。

高速道路総合管制センターの基準や道路管理者のデータによると、東京湾アクアブリッジや明石海峡大橋では、風速15m/sに達すると速度制限(通常時80km/hから40〜50km/hへの減速規制)や二輪車通行止めが敷かれます。さらに風速20〜25m/sを超えると、本線そのものが完全通行止めとなります。東京湾アクアラインを例に取ると、台風接近時だけでなく、春一番や冬の発達した低気圧によって年に数回〜数十回の通行止めが発生しており、移動計画を直前で大幅に変更せざるを得ないケースが日常的に生じています。

現地を走ったドライバーの声からも、特有のシビアな実態が浮かび上がります。

「宮古島の伊良部大橋は晴天時の美しさは息をのむほどだが、吹きさらしの橋の上では軽自動車のハンドルが横風で持っていかれそうになり、終始緊張を強いられた」(30代旅行者)

「明石海峡大橋を夕方に通過した際、主塔付近での風切り音と海峡特有の突風に驚いた。車高の高いミニバンや積載車の後方を走る際は、車線逸脱に対する警戒を一段階上げる必要がある」(40代ドライバー)

また、日本一長い歩道橋である三島スカイウォークにおいても、歩行者専用吊橋ならではの体験談が多く寄せられています。特殊な制振ダンパーによって極端な揺れは抑えられているものの、谷を吹き抜ける風の強さによっては、高所恐怖症の方でなくとも足がすくむ感覚を覚える利用者が目立ちます。天候次第では富士山の眺望が完全に雲に覆われてしまう日もあるため、リアルタイムのライブカメラ確認が訪問の必須条件となっています。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。