水金地火木土天海冥はなぜ消えた?冥王星除外の真相と太陽系の新常識

水金地火木土天海冥はなぜ消えた?冥王星除外の真相と太陽系の新常識

水金地火木土天海冥はなぜ消えた?冥王星除外の真相と太陽系の新常識に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

惑星から外された冥王星と、水星などの従来の主要惑星、そして新たに定義された準惑星には、具体的にどのような物理的・力学的差があるのでしょうか。主要な指標を比較した客観データから、その実態が浮き彫りになります。

天体名詳細・数値データ(直径 / 地球比質量)軌道周囲の天体に対する質量比編集部の見解・分類評価地球(第3惑星)約12,742 km / 1.000約170万倍(周辺天体を圧倒)典型的な惑星。重力的に軌道域を完全支配。水星(第1惑星・最小)約4,879 km / 約0.055約9万倍(十分な支配力)冥王星より遥かに重く、軌道周辺を一掃している。海王星(第8惑星)約49,244 km / 約17.15約2.4万倍(圧倒的質量)現在の太陽系で最も外側に位置する公認惑星。冥王星(準惑星)約2,377 km / 約0.0022約0.07倍(周囲より軽い)月(直径3,474km)より小さく、周囲を一掃できず。エリス(準惑星)約2,326 km / 約0.0028約0.10倍以下(小天体群の一部)質量は冥王星を凌駕。惑星の定義見直しの震源地。

現在、IAUによって公式に準惑星として承認されている天体は、小惑星帯に位置する「ケレス(セレス)」、そして外縁天体である「冥王星」「エリス」「ハウメア」「マケマケ」の5つです。上記の数値比較からも明らかなように、冥王星は質量・直径ともに地球の衛星である月よりも小さく、軌道周辺の天体質量合計に対してわずか7%程度しかありません。これに対し、最小の惑星である水星ですら周辺天体の約9万倍という圧倒的な質量比を誇っており、力学的な支配力には決定的な断絶が存在します。

佐藤 大輔
Author

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。