放送から6年が経った2026年現在、ドラマ界ではお笑い芸人が重厚なサスペンスや時代劇で重要な悪役・鍵握り役を演じる事例がすっかり定着した。その先鞭をつけ、決定的な成功例となったのがまさにこの作品だ。
「お笑いタレントのドラマ出演」に対するかつての偏見を鮮やかに打ち破り、ストーリーに強い緊張感を与えるスパイスとして機能させたプロデューサー陣の眼力、そしてその期待に見事に応えてみせたせいやの役者魂。2026年代のテレビドラマ史を振り返る上で、彼の存在は欠かせないターニングポイントとして位置づけられている。