ネット検索で「消費者金融 年齢制限なし」と打ち込んだ際に表示される広告や掲示板のスレッドには、極めて悪質な手口が潜んでいます。正規の貸金業法を無視した違法業者が使う典型的な手口には以下のようなものがあります。
第一に、SNS上の「個人間融資」です。X(旧Twitter)やInstagramなどで「#お金貸します」「#ブラック歓迎」「#年齢問わず融資」と投稿しているアカウントの背後には、暴力団や準暴力団組織に連なる闇金業者が控えています。法定上限金利(年20%)を遥かに超える週割・10日で数割という暴利を課され、返済が滞れば本人だけでなく家族や職場、近隣住民にまで脅迫的な取り立てが及びます。
第二に、「先払い買取現金化」や「給与ファクタリング」といった偽装金融です。不要品の写真や将来入るはずの給与を口実に即日現金を渡し、後から高額な違約金や手数料を巻き上げる手口です。金融庁および警察庁はこれらを貸金業に該当する違法行為と断定し、度重なる一斉摘発を実施しています。
第三に、「闇バイトへの誘導」です。借入ができない未成年や生活苦に陥った高齢者に対し、「身分証を預かれば融資する」「簡単な荷物の受け取りで借金を相殺する」と持ちかけ、特殊詐欺の受け子や出し子、強盗の実行犯として利用する事例が後を絶ちません。一度でも身分証を渡してしまえば、抜け出せない恐怖と脅迫に晒されることになります。