ツボ刺激の効果を何倍にも引き上げる鍵は「温度」にある。自然医学の権威であり、体を温める健康法で知られる石原結實医師は、冷えによる血管の過度な収縮が高血圧の隠れた元凶であると指摘する。低体温状態では自律神経が乱れ、どれほどツボを押しても血管が開きにくい。
刺激を与える前に、蒸しタオルで首の後ろや手足を温めたり、入浴後のリラックスタイムを活用したりするのが理想的だ。ツボへの物理刺激と熱刺激が組み合わさることで、一酸化窒素(NO)の産生が促され、血管壁がしなやかに拡張する。温熱と指圧のハイブリッドケアこそ、プロが推奨する極秘アプローチだ。