SNSで爆発的な拡散力を誇る作品には、共通した「画面の熱量」が存在する。たとえば人気作である『推しの子』のステージシーンや『チェンソーマン』のデビルハンター達が集結する迫力のカットでは、登場人物たちの視線や体の傾きが見事に計算されている。こうした作品のファンアートを手掛ける際、6人という密度感は作品の世界観を表現するのに最適なボリュームとなる。
それぞれのキャラクターの個性を殺さずに1枚の絵に収めるには、視線の交差や動きの対比が欠かせない。クールな立ち姿の横に躍動感あふれるアクションを配置するなど、対比構造を作ることで6人全員が主役級の存在感を放ち始める。