駅から一歩足を踏み出すと、視界を埋め尽くす赤い看板と提灯の波。「赤羽一番街」のメインストリートは常に活気に満ちているが、本当の深みに触れたいなら、一筋入った「OK横丁」や「シルクロード」へ足を踏み入れるべきだ。
すれ違うのもやっとの狭い路地には、鰻の白焼きで知られる名店から、一升瓶がずらりと並ぶ居酒屋、怪しげで魅力的なバーまでがひしめき合う。頭上を飛び交う酔客の威勢の良い声と、焼き鳥を焼くタレの香ばしい匂い。五感のすべてが「赤羽という迷宮」に飲み込まれていく感覚は、他では味わえないアドベンチャーだ。