松江しんじ湖温泉駅の改札を出てすぐ左手、ガラス張りの待合スペース脇に設けられているのが、旅行者の間で話題を集める「駅前足湯」です。「本当に無料で誰でも入れるのか」「お湯の衛生面や温度はどうなのか」という疑問がネット上で散見されますが、結論から言えば誰でも完全無料で利用できる正真正銘の天然温泉です。
公式発表資料によると、松江しんじ湖温泉駅の足湯の利用時間は午前6時00分から午後23時00分までとなっており、早朝の始発電車待ちから夜間の宿への到着時まで幅広くカバーしています。源泉温度が約77度と非常に高温な松江しんじ湖温泉の湯を適温(41〜42度前後)に温度管理して引き込んでおり、泉質はナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉。湯口付近に足を浸すと、わずか数分で血行が促進され、旅の疲労が和らぐ実力を誇ります。
ただし、現地を訪れる際に知っておくべき決定的な注意点があります。それは「タオルの常備がない」という点です。現地には足を拭くための備え付けタオルやペーパー類は一切置かれていません。駅売店や併設のショップでオリジナルタオルが約200円で販売されているものの、早朝や深夜など売店の営業時間外に訪れた場合は足が濡れたまま立ち往生することになります。現場の常連客や旅慣れた観光客は、必ずハンドタオルをポケットに忍ばせて立ち寄っています。