SYの快進撃を決定づけるもう一つの要素が、大手プラットフォームとの巧みなアライアンス戦略だ。業界筋の証言によると、同社はすでにNetflixなどのグローバルSVODサービスや、YouTubeを舞台にしたマルチプラットフォーム展開を水面下で詰めている。
単一のプラットフォームに依存するリスクを避け、長編映像は定額制配信へ、スピンオフやショートクリエイティブはソーシャルメディアへ最適化して投下する。こうした多重構造のディストリビューション網を敷くことで、ファンダムの熱量を爆発的に高める狙いがある。
すでに北米およびアジア圏の有力エージェンシーとの接触も確認されており、国境を越えたメディアミックス展開が現実味を帯びてきた。既存の枠組みにとらわれない柔軟なアライアンスこそが、同社のスケールスピードをさらに加速させている。