統計上の「生涯独身率」は、正式には50歳時未婚率(50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合)と呼ばれます。国立社会保障・人口問題研究所の長期推計および2026年の最新動向によると、数値は依然として過去最高圏を更新し続けています。
1980年代までは男女ともに5%未満にとどまり、誰もが結婚する「皆婚社会」でした。ところが1990年代以降、生涯独身率の推移は急カーブを描いて上昇。現在の数値では男性が約28%台後半、女性が約19%台に達しており、男性のおよそ3人に1人、女性の5人に1人が生涯独身という計算になります。
男女別に見ると、未婚率の伸び方やピークの現れ方に明確な乖離が見られます。男性は30代からの未婚率がそのまま50代へとスライドする傾向が強いのに対し、女性はキャリア形成の進展とともに40代以降の未婚率が底上げされているのが特徴です。