2026年に成立・施行された公職選挙法改正(いわゆる「10増10減」)により、宮城県の衆議院小選挙区は定数が6から5へと1議席削減されました。この大幅な再編において最も注目を集めたのが、安住淳氏が長年守り続けてきた旧「宮城5区」の消滅と「新・宮城4区」への移行です。
旧宮城5区は、石巻市、東松島市、牡鹿郡(女川町)などを中心とする宮城県東部の沿岸部でした。しかし、新たな区割りにおいて旧5区と旧6区(気仙沼市、登米市、栗原市など)が統合・再編され、誕生したのが広大な面積を持つ現在の「宮城4区」です。これにより、安住氏はかつての盟友やライバルたちの地盤も含んだ広大なエリアをカバーすることになりました。
選挙区の面積が拡大することは、候補者にとって移動時間や挨拶回りの負担が跳ね上がることを意味します。しかし安住氏は、東日本大震災の復興対応などを通じて培った沿岸全域のネットワークを活かし、新体制への移行を極めて迅速に進めました。