急速に強豪の地位を固めるモロッコ代表に対し、国内外のサポーターや現地メディアからはどのような声が寄せられているのでしょうか。SNSやサッカーコミュニティの反応を検証すると、驚嘆とともに極めて論理的な分析が目立ちます。
ネット上の主な反響は以下の通りです。
「昔のアフリカ勢にあった『身体能力はすごいが終盤に組織が崩れる』というステレオタイプが完全に過去のものになった。モロッコの守備ブロックの規律はイタリアの全盛期カテナチオ並み」(国内サッカーファン)
「右サイドのハキミとブラヒム・ディアスのコンビネーションが凶悪すぎる。日本代表の左サイドがこの2人を止められるイメージが湧かない」(代表サポーター)
「国内のアカデミー(モハメド6世)出身選手と、欧州移民二世のトッププロが完全に噛み合っているのが素晴らしい。日本が直面しているフィジカルや世界基準の個の課題に対するひとつの回答」(メディア解説者)
一方で、欧州の専門記者や現地アナリストからは、冷静な課題の指摘もなされています。アフリカネーションズカップなど大陸特有の蒸し暑い気候やラフプレーが頻発するトーナメントにおいて、メガクラブ所属の主力陣が負傷リスクを抱えやすい点、またハキミやブヌといった代替不可能なコアメンバーへの依存度が高い点は、長期戦を見据えた唯一の死角として議論されています。