SNSや対戦掲示板のプレイヤーコミュニティを調査すると、SV環境特有のシステムによって相性の把握がさらに高度化している実態が浮き彫りになっています。
「テラスタルがあるせいで、相手の元のタイプ相性表通りに動いても返り討ちに遭う」
「レイドバトルで弱点をついたつもりが、ボスの元のタイプ技でこちらが一撃で倒された」
プレイヤーの生の声が示す通り、勝率を阻む最大の要因はテラスタル相性変化とレイドバトル弱点早見表の読み間違いにあります。
ポケモンSVの対戦では、相手がテラスタルを発動した瞬間に元の複合タイプが消滅し、「テラスタイプ単体」へと耐性が完全に上書きされます。例えば、本来4倍弱点を持つカイリュー(ドラゴン・ひこう)が「ノーマル」テラスタルを切ることで、こおり技を等倍で耐え、逆に神速で全抜きを図るというプレイングが日常茶飯事です。
また、テラレイドバトルでは「出現するポケモンのテラスタイプ」に対して弱点を突く必要がありますが、ボスの使用してくる技は「ポケモンの元タイプ」に基づいています。例えば「みずテラスタイプのピカチュウ」に対して、みずの弱点を突くために草タイプを出すと、ピカチュウが元々覚えている高威力の電気技で返り討ちに遭います。「攻撃を通すための相性」と「受けるための相性」を完全に切り分けて思考しなければ、レイドのクリアすら覚束ないのが現場の現実です。