不妊治療と併用する妊活漢方、授かり体質へ導く選び方の極意

不妊治療と併用する妊活漢方、授かり体質へ導く選び方の極意

不妊治療と併用する妊活漢方、授かり体質へ導く選び方の極意を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。

妊娠を阻む二大要因である「深部体温の低下(冷え)」と「ホルモンバランスの乱れ」に対し、臨床現場では患者固有の証(しょう)に応じた処方が厳密に選択される。日本東洋医学会などの学術集会でも、主要処方の有効性に関するデータが蓄積されてきた。

代表格である「当帰芍薬散」は、色白で筋肉量が乏しく、冷えとむくみを併せ持つ虚証タイプの第一選択薬だ。補血と利水作用により、黄体機能の維持や子宮内膜の血流増加を促す。

一方で、手足は冷えるのに顔がほてる、皮膚が乾燥し唇がかさつくといったタイプには「温経湯」が著効を示す。下腹部を深部から温め、排卵障害や月経不順を改善する独自の処方設計がなされている。

また、比較的体力があり、下腹部に圧痛を伴う抵抗感がある瘀血傾向の強い女性には「桂枝茯苓丸」が適する。骨盤内の鬱血を取り除き、受精卵が着床しやすい環境を物理的に整える役割を果たす。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。