ネット上やSNSでは、マイナンバー更新に関して誤った認識が散見されます。トラブルを防ぐために、よくある3つの誤解を正しく検証します。
誤解1:有効期限が切れたら再発行手数料が取られる?
「有効期限を1日でも過ぎたら有料になる」という噂がありますが、これは誤りです。有効期限切れ後の更新手続きであっても、手元に旧カードを所持して返納できる状態であれば手数料は無料です。ただし、期限が切れた瞬間から健康保険証利用(マイナ保険証)やコンビニでの各種証明書交付サービス、マイナポータルへのログインが即座に停止するため、実生活における不利益は避けられません。
誤解2:電子証明書の更新はスマホのマイナポータル単体で完結する?
2026年現在、マイナポータルの機能拡張やスマホ用電子証明書の普及は進んでいますが、カード券面の物理ICチップ内に格納されている公的個人認証(JPKI)用電子証明書の更新作業は、原則として市区町村の窓口端末を通じた対面手続きが必要です。スマホアプリ単体でカード内部の暗号鍵を完全更新できるわけではないため、「アプリで通知が来たからスマホ操作だけで終わった」と誤認しないよう注意が必要です。
誤解3:通知書を紛失したら手続きができない?
送付されてくる「有効期限通知書」はあくまで更新時期を知らせるリマインダーです。通知書の原本を紛失してしまった場合でも、有効期限内のマイナンバーカード本体と暗証番号(または再設定用の本人確認書類)を持参すれば、全国どの自治体窓口でも問題なく更新を受け付けてもらえます。