音楽業界において、ビジュアルのプロデュースはアーティストのアイデンティティを形作るとても重要な要素だ。あいみょんの場合は、自身のルーツである古着文化や昭和歌謡のテイストを現代的に解釈した独自のスタイルを提示している。ゆったりとしたTシャツにワイドパンツを合わせる無骨な日もあれば、身体のラインに沿ったニットやカットソーでアンニュイな雰囲気を醸し出す日もある。
こうした振れ幅の広さが、観る者に強い印象を残す。自分を無理に飾らず、ありのままの姿でマイクの前に立つ姿勢こそが、彼女の最大の魅力と言えるだろう。メディアがどれほど表面的な噂に注目しようとも、彼女自身の軸がぶれることはない。