米軍Jtwc台風進路解説!気象庁とのズレと日本列島上陸リスク

米軍Jtwc台風進路解説!気象庁とのズレと日本列島上陸リスク

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南の海上で発生した熱帯低気圧の進路を巡り、日米のモデル間で予測のズレが生じている。合同台風警報センター(JTWC)が発表した最新の進路予想図では、太平洋高気圧の勢力圏の隙間を縫うように北西進したあと、鋭角に針路を変えて本州南岸をかすめる軌道が示された。これに対し、気象庁(Japan Meteorological Agency)のアンサンブル予報は、より西寄りの進路を取り、四国から紀伊半島方面へと接近する可能性を示唆している。

なぜこのような差が生まれるのか。最大の要因は、偏西風に乗るタイミングの計算精度と、海水温プロファイルの評価差にある。JTWC熱帯低気圧追跡・警戒ミッション(JTWC Tropical Cyclone Tracking Project)が稼働させる高解像度モデルは、上層のジェット気流による引き込みを気象庁よりも半日早く捉える傾向がある。その結果、最接近のタイミングがJTWCの予測では「24時間以内」、気象庁の予報円では「36時間前後」と、およそ半日から半日強のタイムラグが生じている。

上陸リスクは決して無視できない。海水温が平年より1〜2度高い海域を通過するため、勢力を維持したまま暴風域を伴って接近する公算が大きい。沿岸部での高潮や局地的な猛烈な雨について、両機関の予測が交差するタイミングでの厳重な警戒が不可欠だ。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。