今回独占的に明らかになった客室デザインは、滞在そのものを旅の目的に変える圧倒的な完成度を誇る。客室に足を踏み入れると、まず目を奪われるのが、落ち着いたアースカラーをベースにしながらも、アクセントとして配された深みのあるインディゴと温かみのあるブラス(真鍮)の質感だ。
細部に目を凝らせば、尾州織物をモチーフにしたファブリックや、瀬戸の土を感じさせるアートワークがさりげなく空間に溶け込んでいる。決して過度な主張をせず、しかし確かな存在感を放つディテール。ワーケーションにも適した機能的なライティングと人間工学に基づくファニチャーが配置され、ブティックホテルならではの親密で洗練された居心地が約束されている。