古村比呂さんの闘病は、2011年1月に受けた人間ドックで子宮頸がん(ステージ1B期)が発見されたことから始まりました。同年3月、広汎子宮全摘出術を受け、子宮と卵巣、周辺のリンパ節を切除。術後の病理検査結果からも追加治療は不要と判断され、一度は定期検診による経過観察へと移行しました。
しかし、術後5年が経過しようとしていた2017年3月、定期検診のPET-CT検査で骨盤内リンパ節への転移・初再発が判明します。抗がん剤治療と放射線治療を組み合わせた集中的な治療を受け、腫瘍の縮小に成功したものの、同年11月には肺および腹部リンパ節への再々発(2度目の再発)が確認されました。
その後、2018年からは抗がん剤(TC療法:パクリタキセル+カルボプラチン)に分子標的薬(アバスチン)を併用する全身化学療法を受け、腫瘍が画像上から消失する完全奏効(寛解)状態を達成。約4年間にわたる安定期を過ごしました。ところが2026年1月、定期検査において腹部リンパ節(傍大動脈リンパ節付近)にがんが再燃していることが判明し、3度目の再発治療へと突入することになりました。