不惑の年とは何歳?論語の本来の意味と40歳で迷う理由の深層

不惑の年とは何歳?論語の本来の意味と40歳で迷う理由の深層

不惑の年とは何歳?論語の本来の意味と40歳で迷う理由の深層の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

「不惑の年」が指す年齢は、満40歳(数え年で40歳)です。古くは数え年が基準とされていましたが、現代の日本においては満年齢で40歳を迎えたタイミングを指すのが一般的となっています。

この言葉の原典は、儒教の開祖である孔子(紀元前552年頃~紀元前479年)とその弟子たちの言行録である『論語』の為政篇です。孔子が自らの波乱に満ちた生涯を振り返り、年齢ごとの精神的成熟を語った以下の有名な一節が元になっています。

「吾十有五にして学に志す(志学:15歳)。三十にして立つ(而立:30歳)。四十にして惑わず(不惑:40歳)。五十にして天命を知る(知命:50歳)。六十にして耳順う(耳順:60歳)。七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず(従心:70歳)」

孔子の教えにおいて、40歳は「様々な知識や経験を蓄積した結果、自分の生き方や学問に対する確信を持ち、枝葉末節に心を揺り動かされなくなった段階」を意味します。20代の試行錯誤を経て、30代で社会的な基盤を固め(而立)、その積み重ねの上に立って初めて到達する心の安定期として位置づけられました。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。