全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力料金目安単価(1kWhあたり31円・税込)を基準に、一般的な6〜8畳用インバーターエアコン(2.2kWクラス)における稼働コストを算出しました。運転モードごとの消費電力と電気代のギャップは、以下の比較データで一目瞭然となります。
エアコンの稼働時間が長くなる夏場を想定し、1日10時間、月30日間(計300時間)連続稼働させた場合の1ヶ月の電気代シミュレーションを実施すると、その格差は戦慄を覚えるほど顕著になります。
弱冷房除湿を使い続けた場合の月額電気代が約1,230円にとどまるのに対し、通常冷房では約2,790円、そして再熱除湿を常用した場合は約4,860円にまで達します。リビング用(14〜18畳用)の大容量モデルになればコンプレッサーの出力が上がるため、再熱除湿の月間コストが1万円を突破するケースも珍しくありません。「除湿だから電気代が安いはず」と信じ込んで再熱除湿をつけっぱなしにしていた場合、冷房運転よりも毎月2,000円以上の余計な出費を垂れ流す計算になります。