この問題がここまで拡大した背景には、当時の芸能界全体を覆っていた独特の緊張感がある。清水富美加が突如として表舞台から姿を消し、宗教活動に専念するというニュースは、テレビ関係者やスポンサー企業に計り知れないパニックを引き起こしたからだ。
出演中だった映画の公開延期やCMの差し替えなど、億単位の損害賠償が取り沙汰される事態となった。そのため、メディア側は「次に宗教問題で電撃引退するタレントは誰か」というゴシップ的な探求に躍起になっていた。新木優子の名が挙がったのも、そうした芸能界の疑心暗鬼が生んだ過剰反応の一環だったと見られている。