メディアやファンの間で名物となっているのが、試合後の囲み取材で見せるストレートな物言いです。阿部監督の試合後コメントまとめを見ると、勝った試合であっても凡ミスを犯した選手には苦言を呈し、敗戦時でも果敢に攻めた若手を名指しで褒めるなど、言葉に一切の誤魔化しがありません。
テレビや新聞のインタビューで発せられる数々の発言には、指導者としての強い哲学が込められています。
- 「プロはお金をもらってグラウンドに立っている。準備を怠る選手にグラウンドに立つ資格はない」
- 「打てないのは指導者の責任だが、走塁や守備の一歩目は選手の意識次第で変えられる」
- 「悔しさをグラウンドで晴らせないなら、プロ野球選手を辞めたほうがいい」
時には「言葉が厳しすぎるのではないか」と物議を醸すこともありますが、これは選手個人のプライドを刺激し、精神的な甘さを排除するための阿部流の愛情表現です。実際に指導を受けた選手たちからは「裏表がなく、何を改善すべきかが明確に伝わる」と強い信頼を寄せられています。