世界最古にして最大の友愛団体であるフリーメイソンは、日本国内にも深く根付いている。フリーメイソン日本の真相を探ると、その本部は東京都港区芝公園の「東京メソニックビル」に置かれており、東京タワーのすぐ隣に実在のグランドロッジが存在する。
日本における歴史は幕末に遡る。開国とともに横浜や長崎の外国人居留地にロッジが設立され、トーマス・グラバーなどの商人や外交官が会員として来日した。第二次世界大戦後、ダグラス・マッカーサーの支援のもとで日本人への門戸が開かれ、1957年に日本グランドロッジが独立・発足した経緯を持つ。
公に判明しているフリーメイソン会員の著名人には、以下のような歴史的指導者や文化人が名を連ねている。
・鳩山一郎:元内閣総理大臣。友愛思想に深く共鳴し、第2代日本グランドロッジのグランドマスター(最高責任者)候補にも挙げられた。
・東久邇宮稔彦王:皇族出身で唯一の内閣総理大臣を務めた政治家。
・後藤新平:台湾総督府民政長官や東京市長を歴任した近代日本の指導者。
・高須克弥:高須クリニック院長。自身がフリーメイソン最高幹部であることを公表している。
現在の秘密結社活動内容の実態は、児童福祉施設への寄付、奨学金事業、地域社会への奉仕活動、会員同士の親睦が中心だ。ロッジ内部の見学会が定期的に開催されるなど、秘密主義の殻を破る透明化が進んでいる。