須磨浦公園駅に降り立つ理由とは?噂のカーレーターと絶景の真相

須磨浦公園駅に降り立つ理由とは?噂のカーレーターと絶景の真相

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須磨浦公園を語る上で避けて通れない最大のトピックが、ロープウェイ山上駅と回転展望閣を結ぶ傾斜コンベア「カーレーター」の存在です。メディアやSNS上では「日本一乗り心地が悪い乗り物」「内臓が揺れるアトラクション」などと半ば面白おかしく拡散されていますが、その評判の真相はいったいどこにあるのでしょうか。

1966年に営業運転を開始したカーレーターは、ベルトコンベアの上に2人乗りのプラスチック製ゴンドラを無数に載せ、勾配25度の斜面(全長91メートル)を約2分15秒かけてカタカタと登っていくシステムです。実際に乗り込むと、乗り場での水平移動から傾斜部へと移る瞬間、前後に激しいガタゴトという断続的な振動が全身を襲います。滑らかな現代のエスカレーターやエレベーターに慣れ親しんだ体には、まさに予想を裏切る強烈な揺れです。

須磨浦遊園の運営関係者が過去の取材で「かつては全国数カ所に設置されたものの、乗り心地の改善が難しく、メンテナンスの手間もかかることから次々と撤退し、現存するのは世界でここだけになった」と明かしている通り、この揺れは欠陥ではなく当時の設計思想と機構そのものです。現在では園側も「乗り心地の悪さ」を逆手にとって公式にアピールしており、乗客のほぼ全員が乗車中に笑みをこぼすという、唯一無二のエンターテインメントへと昇華されています。妊婦や極度に腰の弱い方は慎重な判断が推奨されますが、この独特の振動こそが須磨浦を訪れる最大の動機の一つとなっています。

小林 直樹
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小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。