ペット保険大手のアニコム ホールディングス株式会社 (ペット保険・ヘルスケア) が毎年公開する家庭どうぶつ白書によると、犬の通院理由で常にトップを争うのが胃腸炎や異物停滞などの消化器疾患だ。大きくカットされた生キャベツや硬い芯を喉や幽門部に詰まらせ、緊急搬送される事案は珍しくない。
日本獣医師会 (Japan Veterinary Medical Association) や環境省 自然環境局 (ペットフード安全法所管) が推奨する安全基準においても、人間用の野菜を不用意に与える行為への注意喚起は続いている。キャベツの芯は繊維が強固で消化器官を傷つけるリスクがあるだけでなく、硝酸態窒素などの成分も集中しているため、調理の段階で完全に切り落とすのが鉄則だ。