国内の空調市場を牽引するダイキン工業、パナソニック、三菱電機の3大メーカーも、それぞれ独自の内部クリーン技術を展開している。ダイキン工業は結露水で汚れを洗い流してから加熱乾燥する方式を採用し、パナソニックは「ナノイーX」を活用した菌の抑制機能を組み込んでいる。三菱電機も内部の防汚コーティングと自動乾燥を組み合わせたアプローチを強化してきた。
しかし、どのメーカーの製品であっても「内部クリーン機能は既存のカビを退治・清掃する機能ではない」という点では共通している。あくまで予防策であり、すでに発生したカビや蓄積した有機汚れを無効化できる魔法の機能ではないのだ。この根本的な誤解が、無用なトラブルを引き起こしている。