大塚さんの闘病生活が始まったのは2011年11月のことでした。首筋のリンパ節の腫れに気づき、精密検査を受けた結果、告げられた診断名は「急性リンパ性白血病」。即座に入院し、17年半にわたって一日も欠かさず立ち続けた『めざましテレビ』のスタジオを離れることになりました。
抗がん剤治療による激しい副作用や体重の激減に耐え、2012年10月には一度寛解状態となって退院を果たします。翌2013年春にはフジテレビ系情報番組『アゲるテレビ』でのキャスター復帰が決定し、公の場にも姿を見せましたが、放送開始直前の2013年3月に白血病が再発。復帰プランは無念の白紙撤回を余儀なくされました。
再発後はさらに難度の高い治療に挑み、同年夏に臍帯血(さいたいけつ)移植手術を受けました。拒絶反応や感染症の危機と隣り合わせの壮絶な日々を乗り越え、不屈の精神で再び寛解へと漕ぎ着けた経緯は、同じ病に苦しむ多くの患者に勇気を与えました。