東京都実業団テニスリーグが「社会人テニス界で最も過酷」と称される最大の理由は、徹底されたピラミッド型の男子女子ブロック編成と、情け無用のリーグ戦昇格降格ルールにあります。
男子は1部から9部(または10部規模)、女子は1部から6部前後まで細かく階層が分かれており、各部の中で複数のブロック(Aブロック・Bブロックなど、各4〜6チーム程度)にグループ分けされます。まずはブロック内での総当たりリーグ戦を実施。その勝敗数と得セット数・得ゲーム率によって順位が決定されます。
昇格と降格の境界線は極めてシビアです。各ブロックの1位チーム同士による昇格決定トーナメントを勝ち抜いた上位企業のみが上の部へとステップアップできる一方、各ブロックの最下位チームは自動降格、あるいは下位部の上位チームとの熾烈な「入替戦」に回される過酷なシステムが敷かれています。
「1セットを落としただけで昇格の道が断たれる」というプレッシャーの中、単複のバランスや当日のコンディション管理がそのまま企業の命運を分けます。