【パースの超基本】消失点とは?絵の違和感をなくす決め方と劇的上達法

【パースの超基本】消失点とは?絵の違和感をなくす決め方と劇的上達法

【パースの超基本】消失点とは?絵の違和感をなくす決め方と劇的上達法に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

イラスト全体のパースが狂ってしまう背景には、明確な3つの原因が存在します。これらをチェックリストとして把握しておくだけで、作画の歪みは格段に減少します。

第一の原因は、同一空間内に異なるアイレベルが混在していることです。例えば、背景の家具は斜め上からの見下ろし視点で描かれているのに、手前に立つキャラクターだけが完全な正面向きで描かれていると、空間の整合性が破綻します。背景とキャラクターは必ず同じアイレベルと消失点のルールに従って配置しなければなりません。

第二の原因は、平行線の収束先がバラバラになっていることです。同じ方向を向いているはずの机、ベッド、本棚のパース線がそれぞれ別の消失点に向かって引かれていると、部屋全体が歪んだ印象を与えます。同一方向の辺はすべて1つの消失点に収束させるのが基本ルールです。

第三の原因は、広角パースによる端の歪みへの無自覚です。消失点に近づくほど物は極端に縮み、画面端に行くほど引き伸ばされます。歪みが気になる場合は、消失点をさらにキャンバスの外側へ離し、望遠レンズで捉えたような浅いパースに変更することで、すっきりとした安定感のある構図へと修正できます。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。