Q1:芸能人のように短期間で歯並びを直す「セラミック矯正」は危険ですか?
A1:極めてリスクが高い手法です。歯並びを整えるために健康な歯を大幅に削り、多くの場合で神経を抜く処置を伴います。神経を失った歯は脆くなり、数年から十数年で根元から折れたり、歯茎が下がって境目が黒ずんだりするトラブルが多発します。欧米では「矯正」ではなく補綴治療と明確に区別されており、安易な選択は推奨されません。
Q2:抜歯矯正をすると本当に顔がたるんだり老け顔になったりしますか?
A2:骨格の分析が不十分なまま過度に前歯を後方へ下げすぎた場合、唇や頬の肉を支える土台が失われ、ほうれい線が深くなったり口元がすぼんで見えたりする可能性があります。ただし、重度の出っ歯や叢生で適切な診断のもとに行われる抜歯であれば、むしろEラインが整い若々しい横顔を獲得できます。術前の精密な骨格シミュレーションが成否を分けます。
Q3:インビザラインなどのマウスピース矯正で噛み合わせが悪くなった場合、やり直しは可能ですか?
A3:再治療は可能ですが、追加の費用と期間が必要になります。特に奥歯が沈み込んで噛み合わなくなる「圧下」が起きた場合、マウスピース単独でのリカバリーは難しく、部分的にワイヤー装置を装着して奥歯を引っ張り上げる処置が必要になるケースが一般的です。不調を感じたら装着を中断し、直ちに担当医に相談してください。