三笘薫のキャリアにおいて最大の試練となったのが、過去に経験した腰の負傷による長期離脱です。当時、突如としてチームを離脱し、シーズン終盤の重要な公式戦を相次いで欠場したことで、日本中のみならず現地のブライトンサポーターの間にも大きな衝撃が走りました。
腰椎周辺の損傷は、急激な切り返しや爆発的な加速を最大の武器とするウインガーにとって、選手生命に関わりかねないデリケートな部位です。当時、一部メディアやファンの間では「三笘は手術に踏み切るのではないか」という憶測が飛び交いました。しかし、クラブと専門医が下した最終判断は、外科的切除を行わない保存療法の選択でした。
腰部に過度な負担をかけないための体幹強化、股関節の可動域改善、骨盤の連動性を見直すリハビリプログラムを数ヶ月にわたり完遂。全治数ヶ月という過酷な療養期間を耐え抜いたことで、患部へのストレスを分散する新たなフォームとフィジカルバランスを手に入れました。