ブリタは体に悪い?黒い粉や銀イオンの危険性と雑菌繁殖の真相

ブリタは体に悪い?黒い粉や銀イオンの危険性と雑菌繁殖の真相

ブリタは体に悪い?黒い粉や銀イオンの危険性と雑菌繁殖の真相についての真相を徹底解説します。

利用者を最もギョッとさせるのが、使い始めやカートリッジ交換直後に見られる「黒い粉」の浮遊や沈殿です。異物混入や発がん性物質ではないかと疑う声も散見されますが、ブリタ黒い粉の安全性について公式の品質検査データは明確な答えを出しています。この黒い微粒子の正体は、カートリッジの主原料である「天然ヤシ殻由来の活性炭」です。

活性炭は無数の微細な孔を持ち、水中の有機物や臭いのもとを吸着する性質があります。製造・輸送時の振動によって擦れ合い、細かく砕けた粉末がフィルターのメッシュをすり抜けて水中に現れる現象であり、素材自体は食品添加物としても認可されている極めて不活性な炭素素材です。万が一口に入って飲み込んでしまった場合でも、体内で消化吸収されることなく、そのまま便と一緒に体外へ自然排出されます。

もう一つの懸念材料である「ブリタ活性炭銀イオン」に関しても、客観的な数値を把握すれば過度な恐れは解消されます。ブリタのカートリッジは、活性炭の表面に雑菌の繁殖を抑える目的で微量の銀をコーティングしています。銀の過剰摂取は人体に影響を与える可能性があるため懸念されがちですが、ブリタから水中に溶出する銀の濃度は、世界保健機関(WHO)の飲料水水質ガイドライン値(0.1mg/L以下)や日本の水道法基準をはるかに下回る微量レベルに設計されています。ドイツの厳格な第三者検査機関「TÜV(テュフ)」の食品基準認証を取得している点も、工業製品としての安全性の高さを裏付けています。

さらに近年、健康被害への懸念から全国的な注目を集める有機フッ素化合物(PFAS)への対応についても押さえておく必要があります。ブリタ水道水塩素除去能力はもちろんのこと、最新カートリッジ「マクストラプロ(MAXTRA PRO)」は、国内の第三者機関によるJIS S 3201試験において、PFOSおよびPFOA(PFASの代表的な物質)を80%以上除去できる性能が確認されています。化学物質のろ過性能という観点において、ブリタは体に悪いどころか、むしろ水道水の不純物を高度に取り除くシールドとして機能しています。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。