ブームが加熱する一方で、冷ややかな視線を送る専門家も少なくない。最大の懸念事項は、プラットフォームの背後にあるガバナンス体制だ。急速にトラフィックを拡大させるサービスの多くは、利用規約の改定やデータ処理の透明性において、規制当局の追跡を後回しにしがちな傾向がある。
「規約の行間をよく読むべきだ」と、情報セキュリティに詳しい法学者は警鐘を鳴らす。個人の行動ログがどのように蓄積され、どこへ送られているのか。利便性と引き換えに手放しているものの正体を、熱狂の中にいる利用者がどこまで自覚しているかは極めて不透明だ。