道の駅果樹公園あしがくぼの魅力は、季節ごとにまったく異なる表情を見せるアクティビティの豊富さにあります。なかでも冬の秩父三大氷柱の一つとして知られる芦ヶ久保の氷柱(あしがくぼのひょうちゅう)は、駅および道の駅から徒歩数分の斜面に広がる一大スペクタクルです。
毎年1月上旬から2月下旬にかけて見頃を迎える氷柱は、地元住民の手によって山の斜面に散水され、厳しい寒気によって自然に造形される巨大な芸術作品。幅約200メートル、高さ約30メートルに及ぶ氷の世界は圧巻です。特に週末の夜間に実施されるライトアップでは、幻想的なカラー照明によって氷のカーテンが妖艶に照らし出され、線路を通過する西武鉄道の特急「Laview」の車窓からもその絶景を望むことができます。
一方で、春から秋にかけては「果樹公園」の名の通り、周辺一帯の農園で横瀬町の果物狩り(いちご狩り・ぶどう狩り)が本格化します。春先の完熟いちごから、秋のシャインマスカットや巨峰まで、駅周辺の観光農園への案内所機能を道の駅が担っており、ファミリー層を中心とした体験型ツーリズムのゲートウェイとなっています。夏場には道の駅直下の横瀬川で手軽な川遊びを楽しむことができ、澄んだ水辺で涼を求める子どもたちの歓声が響きます。