県内屈指の知名度を誇る霞ヶ浦分院 廃墟は、元々は海軍航空隊の医務部として開設され、戦後は結核療養所や総合病院として地域医療を支えた施設でした。閉院後に長期間放置されたことで「カルテが散乱している」「幽霊が出る」といった噂が独り歩きしましたが、現在は建物の大部分が解体・撤去され、監視カメラとフェンスによる厳重な管理下に置かれています。
一方、笠間市に位置する佐白山 笠間城跡は、かつての山城の遺構が色濃く残る名所です。本丸跡付近にある「お使い井戸」や「トンネル」周辺では、落ち武者の霊や怪奇音の目撃例が古くから囁かれてきました。しかしその本質は、宇都宮氏一族の悲劇的な落城の歴史が後世に語り継がれたものであり、地域の貴重な指定文化財として保護されています。