自然素材住宅を検討する施主の間で漆喰の評判が高い理由は、意匠性の高さだけに留まりません。日々の生活環境を劇的に改善する機能性が科学的にも立証されています。
第1に挙げられるのが、pH12以上という強アルカリ性による抗菌・抗ウイルス効果です。インフルエンザウイルスや付着菌を不活性化させる働きがあり、アレルギーやハウスダストに悩む家庭でも高い支持を集めています。カビの発生もアルカリ性の環境下では抑制されるため、湿気がこもりやすい部屋にも最適です。
第2に、呼吸するように湿気を吸放出する優れた調湿効果です。梅雨時期のジメジメした湿気を吸収し、冬場の乾燥期には水分を放出することで、室内を快適な湿度環境に保ちます。さらに、無機物である消石灰が原料のため建築基準法上の「不燃材料」に指定されており、万が一の火災時にも有毒ガスを発生させない優れた防火性能を誇ります。