この波は、日本の日用品・生活雑貨製造業の勢力図にも静かな変化をもたらしている。これまでミニマルなスチール美学で市場を牽引してきた山崎実業のtowerシリーズや、機能美を追求する無印良品、そして圧倒的なコストパフォーマンスを誇るニトリも、縦型立体収納のトレンドを注視せざるを得ない状況だ。
プラスチック成型の安価なアイテムから、耐久性の高い防錆ステンレス製、さらにはインテリアに調和するマットブラック塗装まで、各社が開発競争を加速させている。単なる便利グッズから、住空間のインフラへと格上げされた証拠だ。