かつて週末になるとヴィンテージカーやバイク、遠方からのコレクターで駐車場が埋め尽くされていた東京都町田市鶴間の現場。2026年現在の様子を確認すると、かつてアメリカンカルチャーの熱気を放っていた巨大なプレハブ倉庫型店舗の面影は完全に失われています。
南町田エリアは、南町田グランベリーパークの開業とそれに伴う駅周辺の大規模な土地区画整理事業を経て、街並みが整然としたモダンな景観へと変貌を遂げました。かつてのスリフトモール南町田の跡地周辺も例外ではなく、建物の解体工事完了後は流通・業務関連施設やロードサイド型テナント用地として再編が進んでいます。
「あの薄暗い倉庫の中で埃をかぶりながら掘り出し物を探す感覚が好きだった」と語る古参ファンの声とは裏腹に、現地はすっきりと区画された現代的なロードサイドへと様変わりしました。アメリカ現地のガレージセールをそのまま切り取ってきたような雑多で猥雑なエネルギーは、いまや写真や当時の記録の中でしか追体験できない空間となっています。