L字型間取りで後悔する本当の理由とは?中庭の実例と建築費用の真相

L字型間取りで後悔する本当の理由とは?中庭の実例と建築費用の真相

L字型間取りで後悔する本当の理由とは?中庭の実例と建築費用の真相に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

注文住宅の予算計画において、L字型住宅の建築費用相場は一般的な総2階の箱型住宅と比べて割高になる傾向があります。同じ延床面積35坪の住宅で比較した場合、坪単価ベースで坪あたり3万円から7万円程度の上昇、総額では150万円〜300万円ほどのコストアップが生じるケースが一般的です。

費用が跳ね上がる理由は、建物の形状にあります。建物をL字型に屈曲させると、正方形や長方形の建物に比べて「外壁の表面積」が約1.1倍から1.2倍に増加します。外壁材や断熱材の施工面積が増えるだけでなく、屋根の取り合い部分(谷樋など)の板金加工、基礎のコーナー部分における型枠工事の手間が大幅に増えるためです。

さらに、角部分の耐震性を担保するための金物補強や構造計算費用、中庭を設ける場合の外構フェンスやウッドデッキ工事費も上乗せされます。予算オーバーを防ぐには、屋根の勾配をシンプルにまとめる、複雑な凹凸を避けて美しい直角を意識するなど、設計段階でのメリハリあるコストコントロールが求められます。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。