冷え切っていた二人の関係が修復に向かった決定的な転機は、2011年12月の最愛の母・匡子さんの急逝でした。母を失った深い悲しみのなかで「世界中にたった二人の姉妹」という現実に向き合い、互いの存在の大きさを再確認したのです。その後、二人はホテルの一室で朝まで本音をぶつけ合い、長年溜め込んでいた怒りや悲しみをすべて吐露して涙を流し合いました。
わだかまりを完全に解消した現在の浅田真央・浅田舞姉妹の仲は、家族であり無二の親友とも呼べる極めて強固な絆で結ばれています。プライベートでは一緒に旅行やショッピングに出かけ、SNSにお互いの飾らない笑顔のツーショットを投稿することも珍しくありません。
真央さんがプロデュースしたアイスリンク「MAO RINK」の開業やアイスショーの挑戦に際しても、舞さんは常に最前列で妹の挑戦を称賛し、応援のメッセージを送り続けています。かつて嫉妬と劣等感に苦しんだ姉が、今では妹の最大の理解者・味方となり、妹もまた姉の自由な挑戦を心からリスペクトしている姿は、多くの人々の心を打っています。