陸上競技大会や部活動などでスターティングブロックを使用する場合は、クラウチングスタートの習得が必須です。低い姿勢から爆発的な推進力を生み出すこの技術は、手順を正確に守ることで真価を発揮します。
クラウチングスタートのやり方の基本は「位置について(On your marks)」で前足をスタートラインから約2足分、後ろ足をさらに1足から1.5足分引いた位置に置くことから始まります。両手は肩幅よりやや広めに開き、親指と人差し指で「ハの字」を作ってスタートラインの手前に置きます。
「用意(Set)」の合図で腰を肩より少し高い位置まで持ち上げ、息を吸い込んで静止します。重心を前方へスライドさせ、腕にかかる荷重を増やしておくのがポイントです。号砲(Go)と同時に、ブロックを力強く後ろへ蹴り出し、後ろ足を低く鋭く前へ突き出します。飛び出し角度が低すぎると足がもつれて転倒の原因になるため、背中のラインと後ろ足の直線関係を保つ練習を重ねましょう。