スパモン教の世界観は、あらゆる宗教的クリシェを軽妙にひっくり返した設定で構築されています。
信者が祈りを捧げる際、キリスト教の「アーメン(Amen)」に代わって用いられる聖なる言葉が「ラーメン(RAmen)」です。麺類への敬意と祈りの結びの言葉を掛け合わせたこのフレーズは、パスタファリアン同士の合言葉として定着しています。
また、来世に関する教義も極めて魅力的かつナンセンスに描かれています。スパモン教の信者が行き着く天国には、冷えたビールが無限に湧き出る「ビール火山」とストリッパー工場が存在するとされています。一方で地獄にも同様にビール火山とストリッパー工場がありますが、地獄のビールはぬるくて気が抜けており、ストリッパーは性病にかかっているという設定です。
さらに、教義では「海賊」が神聖な原初の存在として崇められており、近年の地球温暖化は1800年代以降に海賊の数が激減したことが原因であるという壮大な相関関係(擬似相関のパロディ)を大真面目に主張しています。