このブームを語る上で絶対に外せない金字塔が、累計販売数で驚異的な記録を更新し続ける「ねこぶだし」である。北海道産の厳選された昆布の根昆布エキスを凝縮したこの一本は、ひとさじで味噌汁から煮物、卵かけご飯に至るまでプロの味に変貌させる魔法の調味液として知られる。
その実力を世に知らしめた立役者が、俳優の梅沢富美男氏だ。舌の肥えた昭和の粋人が、一切の忖度なしに「これは本当に旨い」と豪快に料理を口に運ぶ姿は、視聴者に強烈な説得力を与えた。嘘のないリアクションと飾らない言葉が、主婦層から一人暮らしの若者、シニア世代にまで一気に浸透。リピーターが後を絶たない怪物商品へと押し上げた。