初心者が一瞬で絵のクオリティを引き上げたいなら、まずは瞳の塗りパターンとハイライトの位置を見直すのが一番の近道だ。瞳の中央に置く「メインハイライト」に加え、瞳孔の斜め下やエッジ部分に小さな「環境光ハイライト」を配置するだけで、瞳に奥行きと透明感が瞬時に生まれる。
次にプロが秘伝とするのが、黒目のベース塗りにおける「乗算」と「覆い焼き(発光)」レイヤーの使い分けだ。影になる上部を濃い色で抑えつつ、下部に虹彩の光を集める。さらにハイライトの輪郭を少しだけぼかすことで、硬質すぎない「生きた目」に仕上がる。このわずか数ステップの意識改革だけで、イラストの魅力は劇的に爆上がりする。