英語で傘を指す最も一般的な単語はumbrellaですが、これは基本的に「雨傘」全般を指す総称です。日本語のように「折りたたみ」「日傘」「透明ビニール」といったバリエーションを具体的に伝えたい場合、ネイティブスピーカーは目的に応じた修飾語や別の単語を使い分けます。
まず、通勤や旅行に欠かせない「折りたたみ傘」は、folding umbrellaやcompact umbrellaと表現するのが標準的です。製品のパッケージや通販サイトではfoldable umbrellaやcollapsible umbrellaと表記されるケースも多く見られます。なお、イギリス英語のスラングでは傘全般を親しみを込めてbrollyと呼ぶことがあり、日常会話で頻出します。
一方、紫外線対策などで使われる「日傘」は雨傘と明確に区別されます。女性用のレースや装飾が施されたクラシカルな日傘はparasol(パラソル)と呼ばれますが、現代の実用的な日傘に対してはsun umbrellaという表現が一般的です。「雨傘と日傘の違い」を意識する際、雨を防ぐものはumbrella、日光を遮るものはsun umbrellaやparasolと整理しておくと迷いません。
また、日本で広く普及している「ビニール傘」は、直訳のplastic umbrellaでも意味は通じますが、ネイティブにはclear umbrella(透明な傘)と伝える方がクリアに情景が伝わります。骨組みが簡易な使い捨て感覚の傘を説明したい場合は、disposable umbrellaと表現するのも自然です。