早朝の利便性を重視するユーザー向けに、一部の住宅街立地やバイパス沿いではイオン早朝営業店舗が存在し、朝7:00からパンや惣菜の焼き立て・作り立てを提供しています。
一方で、かつて全国に広がっていたイオン24時間営業店舗一覧のラインナップは急速に縮小しています。かつては都市部を中心に食品フロアの終夜営業が珍しくありませんでしたが、現在はごく一部の旗艦店やマックスバリュなどの都市型小型店舗を除き、深夜23:00〜24:00で一度閉店するスタイルが主流となりました。
このイオン営業時間短縮の理由には、小売業界全体を取り巻く深刻な深夜労働力不足と人件費の高騰、夜間の防犯体制強化、そしてカーボンニュートラルに向けた深夜電力消費の抑制という構造的課題があります。深夜に店舗を開け続けるよりも、午前中の仕込みと品出しにリソースを集中させる戦略へのシフトが鮮明です。
実店舗の深夜営業が減る一方で、受け皿として拡大しているのがイオンネットスーパー配達時間の柔軟化です。午前中の第1便(10:00〜12:00頃)から夜間の最終便(20:00〜22:00頃)まで複数の配送枠が用意されており、店舗に足を運べない層の需要をカバーしています。